タイ山岳民族支援NGO スタッフ日記
『7つの習慣』について (佐野) <ボランティアプラットフォーム・ブログ>
『7つの習慣』 感想/印象的な内容メモ
筆者による引用で最も印象に残ったもの
我々は探求をやめてはならない。そして我々のすべての探求の最後は、はじめに居た場所に戻ることであり、その場所をはじめて知ることである。
T.S エリオット
本書においてインパクトの強かった定義づけ
○パラダイムの転換とは
客観的現実の、自己のうちに打ち立てられた自明なガイドライン(自分の中心として置かれた“原則”)による認識転換。
○習慣と成長の関係とは
古いパラダイムからの解放を第一歩として、やる気・スキル・知識の3つの要素から成り立つ習慣(そしてそれに伴う成長)につなげていく。
○相互依存は自立のより高次な概念である
プラスの相乗効果が発揮できる相互依存の状態には、
・個人のうちで先立って達成された私的成功
・それを公的成功のプロセスに乗せる(正しくインサイドアウトする)意思と実行力
・個人が成長する(刃を研ぐ)こと
が条件である。
7つの習慣について 印象に残った部分/感じたこと
1、主体性=自己責任の原則をもつ
すべての問題は影響できる-3種類の問題
・自分の行動と関係しているもの
・他人の行動と関連(間接的に影響可能)
・誰も影響できないもの(過去の問題など)
筆者の主張には関わろうとすると無関係なことはない、しかし主体性で影響できる範囲から大きく逸脱する範囲についてある程度割りきれることも必要、という部分があると感じました。
まず自分がひとつひとつの問題に影響を与えることが出来るかを明確に認識できること=自己責任の原則から外れないものを見極められるようしたいと思いました。
2、「関心の輪」は「影響の輪」の外壁-人間には「反応を選択する力がある(反応までに、スペースが存在している)」
⇒リーダーシップ(正しい目的を持ってはじめる)
・尺度となるものとしてミッションステートメント(信条を打ち立てること)が必要
まず、自分の生活の環の中心=影響の環(と、その外の関心の環)の中心から自分の役割の観点から導き出すこと
現在個人的に、本書の内容を受けて意識的になっている部分です。「自己責任の原則に則り、何をするか決める」というステップ型の関連づけになっていました。:「すべてのものは二度つくられる」
1章の内容を受け、発信されていることのすべてに対して、明確に選択された意識をもってこそ意味がある(反応的であってはいけない)のだという見解にとても共感でき、印象的でもありました。
3、マネジメント(優先順位をつけること=P/ PCバランスを向上させるプロセス)
そのポイント
・緊急を要さない重要な事柄(時間管理マトリクスの第二領域)に時間を割くこと
⇒そうすると効果的な自己管理を達成する要になる
・役割の定義をつけ(父、部長、夫)をつけ、何をすべきかを明確に
・人間重視:人に対しては、能率でなく効果性を重視する(その分は帰ってくる)
・評価を付けていく
スケジュール帳をどう埋めていったらいいかについて考えるときに活かせる、効果的な見解だと感じました。また時間管理マトリクスについて、領域分けは各自の自己リーダーシップに則り主観的になされるものであるようで、意識的にこの図式の中で状況を整理してみたいと思いました。
人のスケジュールに自分からの申し出を加味してもらうとき(たとえば営業のアポイントメントをとるとき)、活かせるようにできればと思いました。
4、WIN-WINにとって大切なこと
維持するもの: Synergy(共同作用)指向と信頼残高
★信頼残高の6つの大切な預け入れ
相手を理解する
小さな事を大切にする
約束を守る
(自分の役割と目標から導き出した)期待を明確にする
誠実さを示す。
謝意を示す
★Synergyを保つために
実行協定を結ぶこと⇒履行と不履行を明確化
そのためには
・・解決策を結ぶまでコミュニケーションを続ける意思をもつこと
・・(特に組織において)草の根レベルであること、システムと兼ね合うことが条件となる
Win Winの成立する関係性を保つためには、何を意識することが必要かについて、基本的な人間力(思考力やコミュニケーション力、意思力)が大きな動力として説明されていました。チェックリストとしてインプットしたいです。
また責任に対する報告という相互合意のチェック基準があることを大前提されていた点について、私個人には驚きでもありました。コミュニケーションにかける比重が非常に高くなることを痛感した次第です。
前3つの習慣が達成されない状態から脱するにはどうすべきかを目下意識する必要がありそうです。
5、理解してから理解される
○「聴く」とは
高度な人格要素が不可欠であり、バンドエイド的なテクニックその他に頼った個性主(ここ何年かの啓発書の傾向でもある)に基づいたパラダイムでは、できない。
相手のニーズや問題への感情移入を自らの中から引き出して行かねばならない。
また、それに対し解決を提示できるようにするためには、自身の内的成功(たとえばエトス/パトス/ロゴスの整理ができているプレゼン資料であることなど)が不可欠。
「敬聴する」という姿勢は、「どうやったって、相手と自分との関係性に影響を受ける(もしくはその上に成り立つ)部分がある」と思い込んでいましたが、筆者の見解は完全に個人の内から出てくるものと定義しており、それ故印象的でした。
6、相乗効果の発揮(創造的な協力関係の構築)
鍵となるものは:個人的安定・オープンな態度・冒険的精神
◯コミュニケーションの3レベル
(下層)防衛的⇒尊敬的(妥協)⇒相互依存
◯スムーズな発揮のために
抑止的な要素に、スキル/能力/エネルギーを向けること
◯マイナスの相乗効果を転換するためには
「相違点を尊ぶ」姿勢を忘れないこと
必要な要素と解決のすべが断言されており、特に上記は自分に効果の高いガイドラインとなりそうだと思いました。コミュニケーションの3レベル(相互依存は尊敬的関係より高度)は特に、概念として全くなじみのないものでした。この論を受ける皿になっているものは自己責任を負える人同士の関係性であること
が 強く印象づけられた指摘でした。
7、刃を研ぐ(学び-決意-実行の好循環)
◯すべての習慣を可能にする要素
肉体的:自身の役割を支える
精神的:人生に自己リーダーシップを発揮すること
知的:自身のあたまのプログラムの客観化←優れた書籍を読むこと
社会的:インサイドアウトと内的成功の顕在化(貢献意識)
の4要素から成り立つ。
本書のエッセンスの応用を最大に活かし、公私に好循環を生み出すというのは、
一輪車のようなバランス取りが前提の作業であることが再度示されていました。
現時点の私にとって、本書は、
各習慣は積み重なって初めて機能する、また良好なバランス取りのもと循環していくものであることを教えてくれる著書でした。
また、再読することで新たな発見がありそうであると感じました。
今後、ボラプラのクレドを基軸に、七つの習慣を心がけて動けるメンバーになりたいと思いました。
ボランティアプラットフォーム 佐野
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記事タイトル:『7つの習慣』について (佐野) <ボランティアプラットフォーム・ブログ>
(ブログタイトル:海外ボランティア活動感想文の更新情報)
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