file_key_w.gifログイン 日本語 English 中文 русский français ไทย 大きくする 標準 小さくする

フィリピン日記

わたしは彼らに「生き方」を学んだ・・・ <海外ボランティア感想文>

投稿日時:2010/02/02(火) 10:31rss

【総評】大満足 【プロフィール】みぃ~(ニックネーム)/女性/大学生/東京都【1】『参加動機』 今回このスタディーツアーに参加した動機をひとことで言えば、「自分の目で違う世界を見るため」だった。わたしはむかしから世界や異文化については興味があったし、海外へはそれなりに行っていたほうだと思う。そうやって外国に目を向けているうちに、わたしはそこに渦巻く多くの問題を発見することになったのだ。そして、大学の講義を受け、その深刻さや複雑さを思い知った。問題解決のために自分にできることはなんであろうか、いつしかそう考えるようになっていた。そこでわたしが導きだした答え、それは現地に赴き、自分自身の目で現状を把握し、問題の根底にあるものを見つけ出すというものだった。そしていつか、自分の努力でだれかを手助けできればいいと、そう思って参加を決意したのだ。 このようにわたしの求めることは言葉では簡単にカタチにすることができる。しかし、これを実際に行うことは決して容易ではない。そこには計りしれない知識と多方面からのアプローチ、さらに大いなる経験が必要であることはいうまでもない。自分自身がたてたこの目標をクリアするには今の自分では不十分である、そのことはもちろん承知のうえの参加であった。だからこそ、このスタディーツアーを通して今の自分には何が足りないのか、これからわたしは何を学ぶべきなのか、そのヒントを手に入れたかったのだ。全ては、自分に課した目標のために。【2】『参加した感想』 では、ツアーを通してわたしはそれらヒントを手に入れることができたのであろうか。答えは「ノー」である。しかし、わたしは、自分の求めていた答えよりも大きな答えを手に入れることができた。自分の見失っていた、もっと大切なものをこの目でみて学ぶことができたのだ。今回わたしが得たものは今後のわたしの人生に大きく関わるであろう。わたしは彼らに「生き方」を学んだ。参加動機の元にもなった考えの根底を彼らによって覆されたのだった。 前にも述べたように、わたしは貧しい暮らしをしているひとの手助けがしたいと、どこかに哀れみの感情を抱きつつそう思っていた。しかし、アカ族の彼らと出会い、そんな自分がとても恥ずかしく思えたのだ。何も知らない自分が、彼らに哀れみの感情を抱いたという過去の事実に、どこか悔しさににたものを感じることとなったのだ。それは何故か。彼らはわたしたちに比べればはるかに貧しい暮らしをしていた。しかしその事実に反して、本当に幸せそうであったからだ。 誰もが美しく笑い、子供たちはその瞳をきらきらさせている。言葉の壁がありながらも、どんな行動にも思いやりを感じた。ひとの暖かさを身をもって実感することができた。そこには、ひとを思いやる気持ちがあふれていたのだ。多くのひとの愛に包まれてわたしは気付いた。彼らは決して貧しくなんかない。本当に貧しかったのはわたしのこころであったのだと。 真の貧しさ、それはこころの貧しさであると、そう学んだ。美しく生きるということは、もっと単純なことであった。ステータスなど、周りの目を気にして生きているわたしたちは、本当に大切なものを見失っている。もっと身近にある生きる幸せを逃している。だれか大切なひとの笑顔のために何かをして、それを受け取る側は感謝の気持ちを忘れない。そうやって笑顔は伝染していく。そうやって幸せは得ることが出来る。 わたしは出会った村のひと達からこのような大きなものを教えてもらった。以前から、何事に対しても感謝の気持ちは忘れないでいたいと思ってはいたものの、その本質を魅せられた気がしてならない。自分にとってあまりに大きなものを感じ取ったため、正直なところ本来の目的は忘れかけていたきがする。しかし自分にとって、ひとの笑顔が自分自身の生きる喜びとなるのだと実感できたし、これからもそうやって生きていこうと、ある種の人生における哲学のようなものが確立できた。こんなにも大切なことを教えてくれた彼らは、わたしにとっては一生こころにいき続ける愛しいひとびとである。だからこそ、彼らとは違い、勉強が十分にできる環境にあるわたしは学び、いつか恩返しができればよいと考えている。 いくら彼らが貧しくないとはいえども、それは精神面においての問題であり、現実問題として貧しくないと言うのには、やはり厳しい面が見受けられる。ひとりの人間として、保障されるべき権利さえままならないという現状もある。そのような点は今後改善されるべきであるし、またわたし自信そのための努力はしたいと思っている。 スタディーツアーということで、現地の状況を学んだり生の声を聞いたりする機会もたくさんあった。そこでわたしが感じたのが「複雑化」である。一見ひとつの問題に見えても、そこには多くの問題が複雑に絡み合っている。だからこそ解決が困難であるということ。わたしが予想していた通り、解決には多分野に渡る知識と専門性が必要になることは確かであった。【3】『この経験をどう活かしたいか』 わたしの通う大学では、国際関係や開発の講義が多く行われている。そう、このことは自分にとってとても有利であり、チャンスなのだ。一気に多分野に手をつけることは不可能かもしれないが、わたしは自分なりに問題ひとつひとつにアプローチしていこうと決めた。このスタディーツアーで得たことを決して無駄にしたくはないから。だからこそ、これからも自分の哲学に沿って自分の正しいと思うみちを歩んで行こうと思う。すばらしい経験をどうもありがとうございました。
この記事は外部ブログを参照しています。すべて見るには下のリンクをクリックしてください。

記事タイトル:わたしは彼らに「生き方」を学んだ・・・ <海外ボランティア感想文>

(ブログタイトル:海外ボランティア活動感想文の更新情報)

この記事を書いたメンバー

このページへのアクセス数

graph_stripe.gif graph_stripe.gif graph_stripe.gif graph_stripe.gif graph_stripe.gif graph_stripe.gif graph_stripe.gif graph_stripe.gif graph_stripe.gif graph_stripe.gif
0 0 0 0 0 0 0 0 0 1
9

8

7

6

5

4

3

2

1


line.gif
total   39